2008年3月29日土曜日

川崎区準倫理法人会 第180回MS報告



今回は渋谷区倫理法人会 会長 沼田 真清氏をお招きし 「もう一人の自分との出会い」のテーマでご講和頂きました。

お待たせしました。続きをアップしました

向いの桜も満開です。いよいよ春ですね

役員朝礼 ちょっと寂しいかな…

握手の挨拶 皆さん向き合って

笑顔でおはようございます。

進行:神谷会員

夢限りなく斉唱

今日は大勢の方にお越し戴きました。

朝の挨拶:鈴木幹事

沼田会長:模範的な姿勢です。

万人幸福の栞輪読

もう一人の自分とは・・・目に見える部分(顕在意識)はごく一部。潜在意識ははるかに大きいのだが皆それに気付かないでいる。                
我が社の朝礼を紹介します。                              
起立。目をつむって、深呼吸。しっかり吸ってゆ~っくり吐きます。                 
3~5年後の自分の姿を明確にイメージしてください。                     その時に誰が一番喜んでくれますか?                          
人の一生はこのローソクの炎と一緒です。いつか燃え尽きます。それをしっかり意識して今を生きなければいけません。
                            お陰様で当社は本年度も最高益を上げて終わる事ができました。                                                                                                             
大分は鉄輪温泉生まれ母と4人兄弟。父は親の店を継ぐ予定だったが、新興宗教に入り家財を処分してしまった。そのうち修業で山籠りに入り家に居なくなった。
残された母と4人の兄弟は母の実家の福岡に身を寄せたが出戻りには居場所は無かった。
親兄弟は世間体から姉の結婚式にも出ることを許されなかった。
将来を悲観した母は自分たちを連れて玄界灘へ入水自殺しようとしたが僕は叔父を必死に探して思い留まらせる事ができた。それを知った父は反省し、元の生活に戻ることが出来た。                
6歳の時、母はパーキンソン病を患い、倒れてしまった。父に高崎山に連れて行って貰って喜んでいたが、その帰りに私と弟は教会の養護施設に預けられた。弟は寂しさから泣き通していたが、僕は教会が珍しくて見る物聞く物新鮮だった。
そこも母が一週間ほどで退院できたため、迎えに来てくれた。                                              
高2まで10年間新聞配達をして家族の家計を助けた。その中で色々な経験をした。
朝日に向かって「将来社長になって母に楽をさせてあげるんだ」と誓った。                                                   
父は厳しく言うことを聞かないと暴力で躾けていたが、自分が成長して力が互角になってくると逆に仕返しをするようになった。                                       
高校を卒業して久保田鉄鋼に入社。仕事をしながら夜間大学に通う。その頃体に不調を覚え医者に診てもらった所、後頭部に影があるとの事。脳腫瘍だった。手術が失敗すれば死んでしまう。覚悟を決めて手術に挑んだ結果。無事成功した。                                       
昭和63年に不動産業に進出。折からのバブル景気に乗り仕事は順調で急成長した。振り返ると時代の波に乗っただけでまともな経営をしていなかった。程なくバブル崩壊。多額の損失を出し、会社は整理することになってしまった。
ストレスで働く意欲も無くしてどん底にいた時、父から励ましの言葉をもらった。
その時、初めて辛かったのは母だけじゃない。父も辛かったんだ。とやっと気付くことができた。
そこから、復活の日々が始まる。昼は不動産業、夜は警備員のバイト。辛い日々だったが昔の苦しかった頃のことを思いナニクソとやる気を出していた。
どんな小さな仕事でも「ありがたくさせていただく」の気持ちでやっている。
その頃はまだ子供も小さくベビーカーに子供を乗せて物件の案内をしていた。周りからは子連れ狼ならぬ子連れ不動産屋と呼ばれていた。
ある日子供を車に乗せてお客様のところにいったとき、すぐ戻るつもりで子供におにぎりを与えて車を離れた。しかしお客様につかまってしまい40分程して戻ってみると、車の中はおにぎりが散乱し、子供は寂しさに泣き腫らしていた。この時昔弟が施設に入った時の事を思い出し、寂しい思いをさせてしまって申し訳ない気持ちで一杯になった。
倫理との縁は自宅のポストに職場の教養が投函されていたのが始まり。
富士研での研修で親への感謝を知る。母への孝行を誓った翌日、母は天に召されていった。
今は、妻に感謝。社員に感謝。人の命はいつ尽きるとも知れない。今、精一杯生きなければ…みんな死というゴールに向かって生きている。
そのうちといって先送りしていれば何も出来ず終わってしまう。                                              
万人幸福の栞の実践が全て。                                 
潜在力の出し方は3つある                                                            
1. 火事場の馬鹿力
                                           2. プラス思考
                                       3. 目標意識                                          
力を出し切る生き方を→十七ヶ条に書いてある。

記念品贈呈:庄村幹事より直接手渡されました。

春らしく白梅の押し花でしょうか?

連絡事項:荻原事務長 あさっては川崎史跡めぐりです。参加される方は遅れないように。本朝は21社22名の出席でした

朝食:感謝していただきます。

渋谷からご縁の粗品を頂きました。ありがとうございます。


2008年3月27日木曜日

川崎区準倫理法人会 第179回MS報告



今回は 栃木県はが野倫理法人会 会長 鈴木健夫氏をお招きし 「障害者雇用が会社を強くする」のテーマでご講和頂きました。

役員朝礼 7アクト斉唱

握手の挨拶 はい皆さん向き合って

笑顔でお早うございます

夢限りなく斉唱

朝の挨拶 荻原事務長

進行 岩倉会員

17ヶ条斉唱

会長挨拶:頼経会長 10年ぶりに大学の同窓会に出席した。参加は15名、皆それぞれの人生を歩んだ顔をしている。未だ現役は自分を含め3人しか居なかった。元気に働けることに感謝。                                                           
新聞記事に高校生からの一文が載っていた。「最近の企業の不祥事の多さにトップに立つ人間に倫理や夢はあるのか?リーダーとなるべき人間は初心を忘れず常に謙虚に生きるべきでは無いのだろうか。…今の社会の堕落ぶりを反面教師とし自分は立派な人間になるため謙虚に努力をしリーダとしての資質を磨いてゆきます。」  高校生にこんな思いをさせる今の我々が築いた社会は我々で良くしなければならない。謙虚に若者から学ぶ心を持ちましょう。

会員スピーチ:庄村幹事                                  今日は知り合いの方が多くいらして頂きうれしいです。
最近は4月の展示会の作品制作を寝る間も惜しんで没頭してます。今日も徹夜でした。
                           (そういえば目が真っ赤。無理しないでね)
                     4/26~5/11 新横浜カリモク家具ショールームで押し花展をやりますので皆様ぜひおいでください。

対外的に会社の良し悪しは時価総額などの数字で見える部分でしか評価されない。                                                               
業績を上げる為だけの経営をするとリストラ、不正など正しい道にそぐわないやり方で結果を求める為、失業者の増加、自殺、企業の不祥事等最近の社会は異常な状態になっている。
15年前の社内は荒んだ状況だったが、鍵山先生の掃除の会に参加するようになってから状況は落ち着いてきた。


当社は紙袋や包装紙の製造を行っており、時にお客様からクレームを受ける事もあるが真摯に受け止め改善、改良を重ね同じクレームは二度と起きないようにしている。                
                                    スーパーで買い物をする時、皆さんは日付の新しいものを選んで買っていませんか?
よく考えてみてください。皆さんがその様な買い方をしたらスーパーには日付の古い商品が売れ残ってしまい廃棄という大きな無駄になってしまいます。自分の家の冷蔵庫にある牛乳を賞費期限が切れているからと直ぐに捨てますか?まず匂いを嗅いで、味をみて大丈夫かどうか判断しませんか?                         
社会の無駄を無くそうと行動するなら、まず日付の古いものから率先して買いましょう。                                          人は温かい心を持って生まれてくるが生きていく中でだんだん自分の都合の良いように考え一杯言い訳をしながらその心を閉ざしている。

障害者を採用する時、知的障害など先天的な障害の人は避けていた。事故などで後天的に障害を負った人であれば社会経験があり、それなりのスキルがあれば仕事ができると考えていた。                                      
しかし、当社への就職を強く希望する脳性マヒの女性の方がいた。
3か月の試用期間をもって判断する条件で来てもらったが、仕事を教えても手が不自由な為、カードを輪ゴムで束ねる簡単な作業もできない。教える方が無理だと別の仕事を教えようとしたが彼女は諦めなかった。その日はできなかったが、毎日家でも会社でも何とかできる方法はないかと努力と工夫を続けた結果、2週間目に健常者と同じ速さでできるようになった。
                                この時、健常者の方が目先の効率に囚われて、すぐに結論を出そうとした事が大きな間違いあると気付いた。障害者は出来ないという思い込み。可能性を認めない意識。                                                     
諦めなければ必ずできる。出来ないのではない、出来るまで続けないだけである。この人から可能性を信じて続けることの大切さを教えてもらった。
        いかに思い込みで生きているかを深く理解した社員たちは、聴覚障害者に対しても大きな声で挨拶を続けた。そうしたら声を出して挨拶を返してくれるようになった。                                              自分から率先して心を開けば自然と皆が心を開いてくれ、お互いを気遣える環境が整ってきた。

人のことより自分が大事

生きていく中で少しずつ自分の都合の良いように考えるようになっている

昨年、倫理の朝礼大会に障害者選抜チームとして出場して特別賞の栄誉を授かり。
自分たちが認められた事に自信を深め、仕事も今まで以上に情熱をもって取り組むようになり、社員の意識が大きく向上しました。人は皆輝ける場を持てば変わる事をここでも教えられました。

記念品贈呈:庄村幹事より直接贈られました

連絡事項:荻原事務長 本朝は19社20名の出席でした

誓いの言葉:朝比奈幹事…画像なし                                                食事の挨拶:天地の恵みと、多くの人々の働きに感謝して、命の本を謹んで頂きます

障害者=社会的弱者ではない。健常者が気付かないもの、健常者が持っていないものを持っている。有って当たり前でない人のほうが生きている事への感謝がより深いと感じた。生かされている事に気付こう。誰も自分の意思で生まれた人は居ないのだから。


2008年3月20日木曜日

第178回 川崎区準倫理法人会 MS報告



本日は㈱アセットデザイン 取締役 本間 裕氏をお招きし「大インフレが始まった(アメリカの金融混乱を分析する)」のテーマでご講話頂きました

役員朝礼 セブンアクト斉唱に引き続き、本日の役割確認


握手の挨拶 皆さん向き合って

笑顔で握手 おはようございます

進行 番匠幹事

夢限りなく斉唱

十七ヶ条斉唱

朝の挨拶 鈴木幹事

会長挨拶 太田相談役

金融投資暦31年。大和証券で10年西洋の金融を学ぶが実践には役立たなかった。香港に移り東洋の金融を15年学ぶ、その後90年バブルで失敗。陽明学の安岡先生の本から易と四柱推命が宝であることに気付く。                       結局、マネー+西洋+東洋の3要素と心の関連性を理解するのに二十年かかった。
今の経済は実体が1とすればマネーが50から100となって金融がお金を数値化して実体とかけ離れた金額となってうごめいている。
四柱推命は9割当たる。生まれた星で9割は宿命となるが、1割は運命で変えられる。
年号の末尾が2より始まり9で終わる。                                              
72-79 インフレ 金、原油が20倍                                       
82-89 株、土地の高騰                                               
92-99 債券高騰、金利0%                                              
02-09 インフレ                                                        
12-19 株、土地                                            
9=己つちのと→訳が解らなくなる年…紀                                    
0=庚かのえ→はじける…更                                                   
1=辛かのと→血を見る事件が起きる…新                                   
更新=血を見る苦しみから新しいもの生まれる。
60年、30年で繰り返している。この波を知って行動すれば安泰。
今は働く事よりもお金を得る事に価値が置かれて本来より逆になっている。
日本人は現状を知らなさ過ぎる。金は昨年より4倍近く上がっているが、10倍近くまで上がるだろう。まだ来年にかけて上がり続けるが2009年のバブルにひっかからないように。

日本の官僚のでたらめ。                                        入50兆、出80兆、借金1000兆:最終的には国民に降りかかる                                                     
個人に置き換えたら500万の収入に800万の支出それに1億の借金と言うこと。(どう考えても破綻してますね)                                                   
銀行の預金は国債に置き換えられている(知らないうちに国の借金になっている)                                                 
1000兆の借金を清算する方法=貨幣増刷(マネタリゼーション)
1万円札を作るのに20円=1000兆円は2兆の原価で作れる                               
その結果インフレ(お金の価値が下がる)                                                  
1. 初期                                               
2. あるラインを超す10%                                               
3. 半年:コントロール不可                                         
4. 3年で終わる
結局、本当の価値有るものに戻る⇒金(GOLD)                                      
今のうちにお金を金に替えて自己防衛                                      
2009年は崩壊の最終章、2010年からは環境重視の新しい流れが始まる。

第1次大戦で負けたドイツが賠償金を払うために経済が停滞した。1923年中央銀行は紙幣の大増刷をした為に見る見る物価が上昇し、家を売って得た20万マルクが僅か半年後にはバター1/4の価値しかなかったという。お金がただの紙切れ同然になる事をハイパーインフレといいます。政府が中央銀行に対してちゃんと通貨供給のコントロールをしていれば防げた事です。日本もこうならないとは言えません。                                         家一軒=コーヒー一杯なんて考えたくありません。

記念品贈呈 春らしく土筆です

連絡事項 荻原事務長 3/30(日)川崎史跡めぐり 11:00八丁畷駅集合 皆様の参加をお願いします 本朝の出席は24社25名でした

横北の岩谷会長より4/18倫理経営講演会の参加をお願いします

誓いの言葉 島田会員 今日一日…

天地の恵みと多くの人々の働きに感謝して 頂きます