2011年8月25日木曜日

倫理とアートビジネス









講師 : 株式会社 ヒロ画廊 代表取締役  藤井 万博 氏


プロフィール : 1970年1月生まれ


大阪万博の年に生まれたので、名前が万博とつけられました。”かずひろ”と読みます。


アートと科学の両面から得るものを自分なりに探究することが


趣味であり、仕事でもあります。






☆本日は倫理に関係したアートを選びました。

まずはイタリアの彫刻家のチェッコ・ボナノッテ。ボナノッテの作品の代表作である

「生命の劇場」と倫理を照らし合わせてお話ししたいと思います。

作品の中央に佇む人物。これは人生を劇場とたとえた舞台のなかで、

各々が主人公となり演出してゆくというもの。

主人公は格子に束縛された状態(しがらみなど)において常に未来に期待する姿、

そして、どのような状態でも精神は束縛されることなく自由であるということを

鳥が飛翔することで、表現しています。

これは万人幸福の栞に書かれた「人生神劇」の "人生は演劇である"

"人は一度生れれば、各々の自性をうけて自由となる。

この自由は、舞台における俳優の自由である。"という文章と同じことを表現しています。

同作品は、奈良の薬師寺、フィレンツェのサンタクローチェ教会で

展覧会が開催されました。

真理を追求すると、時空、美術、文章、人種などの垣根など

一切関係なく飛び超したものとして合致することがわかります。

倫理と芸術には"常識を超える"ことによって新たな"気づき"を得て、

心にエッセンスを与え、それが結果すばらしい人生に結びついてゆくという力があります。

良い作品には作品の奥に必ずメッセージがあり、

そのメッセージはアーティストの心そのものです。

作品に触れ合う機会がございましたらぜひ、

描かれたものの奥に込められたアーティストの

心のメッセージを感じていただき、

その刺激を日常生活のエッセンスとして

取り入れていただけたらと思います。

                                   ㈱ヒロ画廊 藤井 万博





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