川崎区準倫理法人会 第191回MS報告

今回は　倫理研究所　首都圏方面長　松本光司氏をお招きし「恩意識を深める」のテーマでご講和頂きました。

役員朝礼

握手の挨拶

笑顔でおはようございます

夢かぎりなく斉唱

十七ヶ条斉唱：岩倉会員

万人幸福の栞輪読

会長挨拶：頼常会長　朝は宇宙のエネルギーを貰うとき。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
物を大切にしていますか。
車をいつもきれいにして使っている方がいた。違反もなければ、事故もない。いつも手入れしている事で自然と丁寧な運転をされているのだと感じた。
物を活かせば自分をも生かす。使っている道具に日々感謝の言葉を掛けよう。

進行：織戸克己幹事

講演：松本光司氏　テーマ「恩意識を深める」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　光司の名前は父から光り輝いて多くの物事を司る人物になって欲しいとの期待から付けられた。四国は高知出身2005年4月倫理研究所入社
今年4月より首都圏方面長を仰せつかる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
恩意識を深める：東洋思想、親祖先を敬い、人と人との縁を大切にする考え方
恩の因は人がムシロに寝ている姿を表したもの：眠ることは生きる必然の事と同様に恩は生きる中で外せない事である。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
現代は恩を意識している人が少ない。専門業者による調査では（1200人インターネットによる集計）親は大切にするという人は全世代に渡って多いが、祖先や神仏を敬うかとの問いには60代以上の人しか敬っていなかった。これは戦後教育により家の考え方の消滅、個人主義、物質的豊かさの享受の中で見えないものに対する畏敬の念を忘れ去っている。皇紀2500年続いてきた思想が戦後僅か60年でここまで人々の心から薄められてしまった。

高知の実家は印刷屋を経営していた。父には反発していたので就職で上京し自分のやりたいようにしていたが、母の病気の為帰郷。
倫理は10歳頃母に連れられ家庭倫理を習ったが17カ条の実践が出来なかった。
家の仕事を手伝ってはいたが父とは口も利きたくなかったので、いろいろな会に入り仕事以外は外に出て寝る頃に帰る生活が続いた。1年位経つと父の考えが全く解らなくなっていた。一切会社の事には係わらなかった。
平成13年父に癌が見つかる。既に末期だった。手術はしたが余命半年と言われ、仕事を引き継ぐ間もなく父は逝ってしまった。お互いの心の溝も埋まらぬまま。
稼業は継いだものの経営は全くできず1年余りで行き詰まった。
藁にもすがる思いで倫理の指導を受けた。看板を磨くよう言われ訳もわからずやってみた。
そうすると幼い頃の父との楽しい思い出が蘇り、僕は愛されていたんだと気づいた。
倫理は知識ではなく実践という事の意味がやっとわかった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　父から自分のやりたいことをやりなさいと言われていると感じ、倫理からの誘いを受け、自分を生かす実践を考え、会社を整理し、倫理に活路を見出した。
その後、父の知人から「あなたのお父さんは息子を倫理の人にしたいと言っていたよ」と聞かされ父の望む通りに導かれている事に気づいた。
いつも自分は父と一緒に居る。感謝する心、行動を見てもらえば変ってゆく。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
まずはMSに来てもらうことから始めよう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
親との対話を大切にしよう。墓参りをしよう。仏壇に手を合わせよう。

記念品贈呈：木村会員

連絡事項：荻原事務長　本朝は12社12名の出席でした

渡邊専任幹事：7/10は新横浜国際ホテルで地区会の集まりがあります。この機会に他会との交流を深めましょう

誓いの言葉：鈴木幹事

朝食：天地の恵みと、多くの人々の働きに感謝して、いただきます