2011年10月20日木曜日

いのち燃やして


講師 :(社)倫理研究所 法人局普及事業部 首都圏方面 副方面長

       高橋 哲也 氏

プロフィール : 昭和59年 神奈川県小田原生まれ

祖父母、両親の影響を受け、倫理の学びに触れる。

平成19年 (社)倫理研究所 育成部へ配属。

富士倫理学苑にて2年間の学修課程を修了

平成23年 法人局普及事業部 首都圏方面 副方面長 現在に至る

大学時代、教育学を専門に研究、倫理研究所入所後も、公教育、

教育者の倫理についての研究を行っている。

尊敬する人は、勝海舟。


☆倫理研究所では15年ほど前から始めた

中国砂漠の緑化事業に過去4回参加しました。

砂漠の砂にスコップで直径50センチ、

深さ2メートルくらいの穴を掘り、ポプラの苗木を植樹する。

浅いと砂が飛んでしまう。そこへ愛情を込めて水を注ぐ。

記念植樹というのがあり名前プレートを苗木に結びつけるのです。

宿泊したホテルですらシャワーにお湯が出ることはなく、

水がでれば恩の字という環境。

帰国後も自分が植樹したポプラは砂漠の過酷の状況下で、

頑張っているんだなと思い、

自分自身も人生頑張らねばと思って過ごしました。

1年後、再度訪問する機会を得て、ポプラがどれだけ成長しているかを、

楽しみに訪れたら、親指ほどの太さがあった幹が、

なんと小指ほどになり、枯れかけていて、がっかりしました。

現地の人に”来年またきてみな”と言われた。

その後再度1年の月日が流れ訪問してみると、一年前は枯れかけていた、

あのポプラが青々と悠々しく砂漠の大地に育ってたではありませんか!

ポプラは、まずは下へ下へと見えないところで根を生やし、土台をしっかり作り

その後、土台が出来ると、上へ上へと悠々と爆発的に成長していたのです。

人生も見えないところで、どれだけ、努力しているかが、

その後の人間成長の行く末を決めてゆくのだと感じました。

有難いお話を有り難うございました。(松浦)




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